むし歯治療で削った部分等の歯質の欠損を補う「補綴物（詰め物・被せ物）」には様々な種類があり、保険適用の素材から保険外（自費）の素材まで多種多様です。
すずきファミリー歯科では、患者さまの体質や周囲の歯との兼ね合いなど機能性や審美性を考慮しながら、患者さまにとって最適な詰め物・被せ物をご提案させていただきます。
詰め物・被せ物の金額は材質や機能性によって異なります。
カウンセリングの際に詳しくお伝え致しますが、大きく分けて下記の2パターンがあります。
保険診療は国の定めた素材と治療法を用いて行います。低コストで治療を受けられることがメリットです。素材や治療法の選択が制限されますが、当院では保険内の範囲でも最良の結果が得られるよう、最大限の努力、工夫をしてまいります。
素材を自由にお選びいただき、使い勝手の良さや審美性を追求することができます。また患者さま一人ひとりのお口にあった『オーダーメイド』の詰め物・被せ物を作る事が可能です。ただし自費診療のため、費用は高くなります。
金属アレルギーの一般的な症状としては、アクセサリー類によるかぶれやかゆみが挙げられますが、むし歯などの治療で使用する金属の詰め物や被せ物でも、金属アレルギーが引き起こされることはご存知でしょうか。
金属アレルギーの原因は様々ですが、お口の中の詰め物や被せ物の金属（アマルガムや保険治療の銀歯に用いるパラジウム、ニッケル、コバルト）は金属アレルギーをおこしやすく、皮膚が赤く腫れたり、髪の毛が抜けたりすることがあります。
すずきファミリー歯科では、アレルギー発症のリスクを抑えるために、金属を使用しないメタルフリー素材を使用した治療を推奨しております。銀歯の変色やアレルギーの慢性症状でお悩みの方は、ぜひお早めにご相談ください。
すずきファミリー歯科では、以下のような素材を取り扱っております。
歯の隙間やむし歯などで歯を失った部分に、コンポジットレジンと呼ばれる材料を、直接詰めて光で硬化させ形や色を再現する治療法をダイレクトボンディング法といいます。
ダイレクトボンディング法は、むし歯になってしまった箇所をピンポイントで削るため、歯を削る量を最小限に抑える「MI(ミニマルインターベーション)」をコンセプトとした治療方法になります。また、金属を一切使用しないため、金属アレルギーの方も安心して治療に臨んでいただけます。
CAD/CAM装置（コンピューターで修復物や補綴物の設計・加工を行うシステム）を用いて、セラミックとプラスチックを混ぜ合わせた白い素材で製作する詰め物・被せ物です。
金属を使用しておらず、金属アレルギーの心配がありません。
上下両顎ともに正面から1番目〜5番目の歯、診断によっては6番目の歯も保険適応となります。
セラミックや金属に比べ耐久性が劣るため、噛み合わせによっては適応できない場合があります。
ジルコニアは身体に優しい素材が用いられており、人工ダイヤモンドとも呼ばれています。優れた審美性と耐久性を誇ります。金属を使用しないので金属アレルギーの方に最適です。強度の高さから、噛む力の強い奥歯での使用も可能です。
天然の歯よりも硬いため、噛み合わせる歯（対合歯）がすり減る場合があります。
オールセラミックはセラミック（陶材）のみで作られた素材です。金属を使用しないので金属アレルギーの方に最適です。自然なツヤと透明感があり、経年劣化による変色・変形や歯ぐきの黒ずみなどの弊害が少なく、審美性に優れています。
金属類を使用していないため強い衝撃により欠けたりする場合があります。
金属でフレームを作った上にセラミックを焼き付けて製作します。色調や透明感はオールセラミックより劣りますが、非常に耐久性に優れており、奥歯やブリッジなどの強度が求められる治療に有効です。
金属アレルギーを引き起こす可能性があり、金属アレルギーの方には向きません。長期間の使用で歯肉が黒ずむ場合があります。
一般的に金歯と呼ばれる金合金で作られた素材です。金合金はしなやかで歯との適合性もよく、天然歯に近い硬さで噛み合う歯を傷めることがなく、歯茎との境目も黒くなりません。噛む力の強い奥歯での使用に向いています。
金属アレルギーを引き起こす可能性があるため、金属アレルギーの方には向きません。
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オール セラミック |
インレー | 55,000円 |
|---|---|---|
| オンレー | 77,000円 | |
| クラウン （臼歯） |
88,000円〜 | |
| クラウン （前歯） |
110,000円〜 | |
| ジルコニア | インレー | 55,000円 |
| オンレー | 77,000円 | |
| クラウン （臼歯） |
88,000円〜 | |
| クラウン （前歯） |
110,000円〜 | |
| メタル ボンド |
クラウン | 88,000円〜 |
| ゴールド | インレー | 55,000円〜 |
| クラウン | 88,000円〜 |
普段の生活の中で、破損、脱落、又は不具合が生じた場合は、保証書をご持参ください。修理や再装着・再製作をいたします。
当院にて定期健診を受診されている方が対象となり、紛失や不適切な使用による破損は保証対象外となります。定期健診の間隔は、患者様のお口の状態によって異なります。
保証期間についてのより詳しい内容は、当院スタッフまでお気軽にお問い合わせください。
医療費控除とは、ご自身や家族のために医療費を支払った場合に、一定の所得控除を受けることができるものです。自費診療は高価な材料を使用することが多く高額な治療費となる場合があり、「治療目的」である場合には医療費控除の対象にすることが可能です。
詳しくは国税庁HP「医療費控除の対象となる医療費」をご参照ください。
ホワイトニングは、薬剤などを使用し歯を白くする治療法です。すずきファミリー歯科では、ご自宅で行う「ホームホワイトニング」と、クリニックで行う「オフィスホワイトニング」、その両方を行う「デュアルホワイトニング」の３種類をご用意しています。
また、外傷や大きな虫むし歯などによって神経がなくなった歯（失活歯）が変色した場合に行う「ウォーキングブリーチ法」も取り扱っております。
患者さまの状況やご希望に合わせてご提案いたします。歯の色が気になっている方、お気軽にご相談ください。
話すときや笑顔で見える白い歯は人に清潔感や爽やかな印象・明るい印象を与えます。
白く輝く歯は、素顔の魅力が引き立つのです。
「ホームホワイトニング」はご自身のペースで手軽に、ご自宅で行なっていただくホワイトニングです。クリニックで行うオフィスホワイトニングに比べ即効性はありませんが、自然な白さが長持ちすると言われています。
まずは一度クリニックにご来院いただき、専用のカスタムトレー（マウスピース）を作ります。その後トレーをご自宅へ持ち帰り、専用の薬剤を入れご自身で施術を行ないます。
個人差はありますが1日2時間、2週間ほどで効果を実感いただけます。
通院せずご自宅で施術を行える（準備のためのご来院は必要です）手軽にご自身のペースでホワイトニングができるオフィスホワイトニング後の色の後戻りを防ぐ
患者様によっては、歯がしみることもある
「オフィスホワイトニング」はクリニックにて、ホワイトニング剤を塗布した後、レーザーや光を照射することで歯を漂白する治療です。ホームホワイトニングに比べ比較的高濃度の薬剤を用いるため、短期間で歯を白くしたい方におすすめのホワイトニングです。
個人差もあり一回の治療でご希望の白さにならない場合がありますので、数回に分けて通院していただく場合がございます。
歯科医師の管理の下安全にホワイトニングができる短期間で歯を白くすることができるご自身で手間をかけることを避けたい方に最適患者様によっては、歯がしみることもあるホームホワイトニングと比べると色が後戻りしやすい
「ホームホワイトニング」「オフィスホワイトニング」を併用し、それぞれの長所を生かしたホワイトニング方法です。
短期間での白さアップが期待でき、白さを維持しやすいのが特徴です。「ひときわ白い歯」が理想の方に最もおすすめです。
ホームホワイトニングよりも早く白くなるオフィスホワイトニングよりも白さが長続きする2つの方法を併用するため、費用と手間がかかる頻繁に薬剤を用いるので知覚過敏のリスクがある
ウォーキングブリーチ（失活歯のホワイトニング）は、外傷や大きなむし歯などによって神経がなくなった歯（失活歯）が変色した場合に行うホワイトニング法です。
歯の中に高濃度の漂白剤を入れて、内側から歯を徐々に白くします。そのため、神経のある歯（生活歯）には使用できません。
平均４回程度お薬を交換すると白くすることができます。
変色した失活歯をセラミッククラウンで治療する予定の場合でも、内部の歯の色調を改善することでより審美的な結果を得ることができます。
近年ホワイトニングは歯科医院ではないお店でも行われ始めています。ホワイトニングは、単純に歯を白くするだけでなく、もともとむし歯があったり、歯周病があったりすると、歯を白くする以前の問題として、歯の健康を保てなくなります。歯や口の状態は個人差が大きいので、歯医者さんできちんとチェックした上でよく検討されることをおすすめします。
また、歯科医院のホワイトニング（オフィスホワイトニング）は医療行為です。歯の内部まで浸透する薬剤を使用できるため、元々の歯以上に白くすることができますが、セルフホワイトニングやエステ店のホワイトニングは元々の歯の色以上に白くすることはできません。
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