instagramはこちら

Causes of tooth decay

むし歯の原因とは?

むし歯も歯周病も、細菌の感染症です。そしてそれは、それぞれの生活習慣、好きな食べ物、ブラッシングの状態や、歯並び、免疫力等様々な要因が重なり合い原因となっています。つまり、一人一人の治療法、予防方法は違うのです。当院では、当該歯だけでなく、お口の中全体の状態、全身の状態などから、現在の口腔内に至った経緯を探っていきます。

そして患者さまには、十分な説明と同意を心がけながら、お悩みやご希望などをしっかりと共有し 、納得のいく治療方針を一緒に決めていきます。
気になる事、心配なことなど、些細なことでもなんでもご相談ください。

Self-checking

むし歯のセルフチェック

  • 歯磨きは
    一日2回以下

  • 熱い物・冷たい物が
    歯にしみる

  • 歯が抜けたままの
    箇所がある

  • 歯並びが
    よくない

  • おやつを
    よく食べる

  • 口の中が
    乾きやすい

  • 被せ物や詰め物を
    している歯が多い

  • 食事中に咬むと
    痛いことがある

上記のチェック項目は、当てはまる数が多いほど、むし歯の可能性があります。
むし歯は早期発見・治療が大切です。症状が当てはまった場合は一度ご相談ください。

Tooth decay prevention

むし歯の予防法

  1. 1

    歯質の強化

    フッ素は歯を強くします。歯科医院でのフッ素塗布や、フッ素入りの歯みがき剤、シーラントによる予防で普段から歯質を強化しましょう。

  2. 2

    細菌の除去

    毎日の正しい歯磨きや、歯科医院での歯垢(プラーク)をとってお口をきれいにしましょう。

  3. 3

    バランスの良い食事

    むし歯は糖質とむし歯菌からできます。日常より甘いものを控え、バランスのとれた食生活を心がけましょう。

Rroot canal treatment

根管治療について

重度のむし歯の治療にも
対応(根管治療)いたします。

歯の神経の奥にまで達してしまった重度のむし歯治療として、なるべく歯を残せるよう根管治療を行います。すでに神経を取った歯でも、根の中に細菌が進入すると酷い痛みや腫れが生じて歯を支えられなくなってしまうため、感染物質を除去するために、根管内を洗浄殺菌消毒します。

根管治療は
難易度の高い治療です
  • ● 根管の内部は複雑な構造のため、肉眼では確認することができません
  • ● 根管の形状は個人差が大きく、患者さまごとに形状を正確に把握することが必要となります
  • ● 肉眼では見えない根管内の細菌を確実に除去することが難しい

当院では、視野の拡大をはじめ、様々な器具を駆使し、治療後の再発防止や抜歯の回避に努めております。重度のむし歯でお悩みの方も、一度お早めにご相談ください。

Causes of Periodontal Disease

歯周病の原因とは?

歯周病37.1% むし歯29.2% その他

歯を失う原因

参考文献:8020推進財団(2018) 永久歯の抜歯原因調査より

歯周病とは、歯肉炎・歯周炎の総称で、歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌のかたまり(歯周病菌)によって、歯ぐきが炎症を起こし、徐々に周りの組織を破壊していく細菌感染症です。日本では成人の半数以上が歯周病であると言われ、誰もがかかる可能性のある身近な病気です。歯周病は痛みなどの自覚症状がなく進行するため、気づいた時には重症化しているということも少なくありません。細菌感染によって歯の周りの組織が破壊され、最悪の場合歯が抜け落ちてしまう怖い病気なので、早期発見、治療を心がけましょう。

歯周病と全身の関わり

脳梗塞、心内膜炎、誤嚥性肺炎、動脈硬化、糖尿病、心筋梗塞、低体重児出産・早産、骨粗鬆症

歯周病菌は、口腔内にとどまらず、歯肉の血管を通して簡単に血液中に入り込み菌血症を起こします。細菌が出す毒素や炎症物質が全身に回り、各臓器にも様々な悪影響を及ぼし、その発症や進行のリスク因子になることが明らかにされています。歯垢(プラーク)をしっかり取り除き、お口の中全体を清潔にしておくことは、歯周病の予防のためだけではなく、全身の健康を保つためにも極めて大切なことなのです。

Self-checking

歯周病のセルフチェック

  • 歯磨きをすると
    歯ぐきから出血する

  • 口臭が気になる

  • 歯肉がむずがゆい
    痛い

  • 歯が長くなった
    ような気がする

  • 冷たいものや
    熱いものがしみる

  • 朝起きた時、口の中が
    ネバネバする

上記のチェック項目は、当てはまる数が多いほど、歯周病の可能性があります。
歯周病は早期発見・治療が大切です。症状が当てはまった場合は一度ご相談ください。

Prevention and Treatment of Gum Disease

歯周病の予防と治療法

  1. 1
    歯周病基本治療
    軽度の歯周病)

    歯周病の最大の原因はプラーク(歯垢)と歯石です。原因である歯垢の除去および歯石の除去、根面の滑択化、噛み合わせの調整などが治療の基本となります。また、歯科衛生士による歯磨き指導や歯間ブラシ、デンタルフロスなどで改善をはかります。基本治療により歯周組織が改善され、ポケットの深さが浅く(2~3mm)維持されればメンテナンス(定期検診)に移行します。

  2. 2
    歯周外科治療
    中度〜重度の歯周病)

    歯周基本治療で改善されない歯周病に関しては、歯周外科手術を行うことがあります。歯周外科手術とは歯肉に局所麻酔を行った後、歯肉を切開・剥離して歯垢(プラーク)・歯石などをしっかりと除去する治療法です。歯周外科手術で骨を滑らかにし、プラークコントロールを行いやすい口腔環境を作ります。歯周組織が改善されれば、メンテナンス(定期検診)に移行します。また一度失った骨を再生させる再生療法や、むし歯により従来では保存不可能な歯を残すための歯周外科手術などもあります。適応は限られており全ての方にできるわけではありませんが、お気軽にご相談ください。

  3. 3
    歯周病予防
    メンテナンス

    歯周病の一番の予防は、細菌のすみかである歯垢(プラーク)をしっかりと除去することにあります。ご自宅での毎日のケア(歯磨き・歯間ブラシ・デンタルフロス)が大切です。ただし、患者さま自身による歯垢(プラーク)のコントロールだけでは口の中の細菌を完全になくすことは難しいため、定期的に歯科医師や歯科衛生士による検診や治療を受け、歯をメンテナンスすることも重要です。